農薬の毒性の怖さふたたび?

Posted by marui on 2019年8月9日

昨日の https://natgeo.nikkeibp.co.jp/ 記事から…

農業の毒性が48倍に、『沈黙の春』再び? 研究
ネオニコチノイド系殺虫剤で昆虫に大きな被害

ミツバチをはじめとする昆虫にとって、米国の農業環境は25年前に比べて48倍も毒性が高いとする研究成果が、学術誌「PLOS One」に8月6日付けで掲載された。最大の原因は、いわゆるネオニコチノイド系殺虫剤が広く使用されていることだという。
 毒性の大幅な上昇は、ハチ、チョウ、鳥などの花粉媒介者たちが急減したタイミングと一致している。「第2の『沈黙の春』ネオニコチノイドは新たなDDTのようなものですが、ハチに対してはDDTの1000倍も有毒。」

 今回の研究に携わったのは、クライン氏のほか3つの機関の研究者たち。「ミツバチに対する毒性」「殺虫剤が毒性を保つ期間」「年間使用量」を、新たな方法で測定したところ、農業が昆虫にとってきわめて有毒になったことがわかった。

 毒性上昇の原因の92%はネオニコチノイドにあった。「ネオニコチノイドはミツバチにとって猛毒というだけでなく、環境の中で1000日以上も毒性を保つことがあります」とクライン氏。

「幸いなのは、ネオニコチノイドは必須ではないということです」とクライン氏は続けた。「40年にわたる研究から、農業生態学(アグロエコロジー)に基づいた農法を用いれば、花粉媒介者を大量に減らすことなく作物を育てられるという根拠が得られています」(参考記事:「2050年の人口は100億人へ、食料どうまかなう?」)

「今回の研究は、有毒なネオニコチノイドが環境に蓄積されることを明らかにした点で素晴らしい。昆虫の個体数が減り続けている理由も説明できます」と、アメリカ鳥類保護協会のスティーブ・ホーマー氏は話す。

 昆虫が減るにつれて、昆虫を食べる鳥の数もここ数十年で激減している。しかも、その影響はほとんどあらゆる種の鳥に及んでいるとホーマー氏。「どんな鳥も、ライフサイクルのどこかで昆虫を食べなくてはなりませんから」

ネオニコチノイドとは?

 ネオニコチノイド系殺虫剤は、140種類以上の農作物に使われ、120を超す国々で使用されている。昆虫の中枢神経系を攻撃して、神経細胞の過剰刺激、まひを起こし、死に至らしめる。(参考記事:「鳥の減少は殺虫剤が原因か?」)
ネオニコチノイドは、浸透性の殺虫剤だ。つまり、植物が薬剤を吸収し、茎や幹、葉、花粉、蜜、樹液まで、全身の組織に毒素を取り込む。しかも種子から実、そして枯れ葉の中にも含まれている。米国におけるネオニコチノイドの使用は、ほとんどが種子のコーティング目的だ。トウモロコシとセイヨウアブラナの種子はほとんど全部、それに大豆と綿の種子、園芸用品店で売られるガーデニング植物も大部分が該当する。

 だが、その毒素のうち植物内に蓄積されるのはわずか5%。残りは土壌と環境へ移っていく。ネオニコチノイドはすぐ水に溶けるため、農場を経由して小川、池、湿地が汚染されていることが、これまでの研究で明らかになっている。

 今回の研究は、農地が昆虫にとっていかに有毒になったかを初めて定量化したものだ。
ネオニコチノイドによる種子コーティングが本格的に始まったころに毒性レベルが急上昇したことが示され、「養蜂家がハチの個体数減少に気付き始めたころでもあります」

以下省略…

詳しくは、リンク貼り付けてありますので読んでみてください!

ヨーロッパではネオニコチノイドの使用禁止と法律で定められましたが、日本ではまだまだ、規制より緩和ムード。

ミツバチにも影響が大きくならないように防御対策をしていかねばなりません。

生態系を崩すと、この先どうなってしまうのか?真剣に考えていかねばえらい事になります。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>