職場や学校、LINEで異性から「疲れた!」「眠い」ってアピールされることありますよね。
正直それだけ言われても「???」って感じで、脈なしだったり口癖のように毎回だとうざいって思います。笑
でも気になる相手だと、なるべく深掘りしたくて何を返したらいいか悩みますよね。
では異性からされる疲れたアピールにはどんな意図が隠されているのでしょうか。
今回は疲れたという男性や女性の心理について紹介します。
疲れたと言う男性の心理
癒やされたい
仕事を頑張っていて疲れている男性は、女性からの「お疲れ様」「頑張っているね」の一言で癒やされます。
自分を労ってくれていることで心が満たされるため、女性に対して疲れたアピールをしてしまうのかもしれません。
特に好きな女性やかわいい女性から「お疲れ様」と言われたい!と思う男性が多いでしょう。
話を聞いてほしい
弱みを女性に見せることを避ける男性は少なくないですが、本当に信頼できる女性には自分の気持ちを吐き出したいと思うものです。
しかし、自分からいきなりネガティブな話をするのはなかなか勇気がいります。
そんなとき「実は最近疲れていて」と切り出して相手の様子をうかがうことがあるでしょう。
認めてほしい
承認欲求が強い男性は、「俺はこんなにがんばっている」と女性に疲れたアピールをすることがあります。
普段の様子でもプライドの高さが垣間見えたり、仕事の愚痴や不満が多い男性についてはこのパターンに当てはまりそうです。
相手の女性が話を聞いてくれると分かると自分のすごさや大変さをアピールし、普段満たされていない承認欲求を女性に褒められることで満たそうとするでしょう。
話を終わらせたい
こちらが心配してもあまり事情を説明してくれなかったり疲れを態度に出す場合は、話をはやく切り上げたいと思っているかもしれません。
このパターンの場合は残念ながら脈なしの可能性が高そうです。
本当に疲れているときにただ「疲れた」と漏らす場合もありますが、それでも気になる相手には嫌われたくないと思うもの。
疲れていても相手の気分を害さないように配慮をするはずです。
疲れたと言ってくる女性の心理
気にかけてほしい、甘えたい
女性が男性の気を引きたい、優しくしてもらいたいというときに疲れたアピールをすることがあります。
男性が好きな女性に癒されたいと思うのと似た感覚で、気になる相手にただ気にかけてもらうだけでも心が満たされるものです。
特に甘え下手の女性は普段素直に甘えられないので、甘えるきっかけとして言うということも多いでしょう。
心配してほしい
とにかく相手の男性の気を引いて心配してもらいたいという場合に疲れたアピールをする女性がいます。
疲れたアピールが頻繁にある場合、先ほど説明した「気にかけてほしい」という気持ちよりも重く、いわゆる”メンヘラ”の可能性があります。
話を聞いてあげても何度も同じことで疲れたアピールをしてくる場合、このケースを疑ったほうが良いでしょう。
話を聞いてほしい
女性は日頃の愚痴や不満の発散のために、話を聞いてほしいというサインとして疲れたアピールをすることがあります。
女性は男性より”調和”を大切にする傾向があり、衝突を避けるために自分の気持ちを抑えて不満をため込みがちです。
ストレスの多い環境にいる女性は特にこの傾向が高いかもしれません。とにかく「聞く」ことだけを相手の男性に求めています。
話を終わらせたい
男性のパターンで紹介したことと同じように、女性も疲れたアピールで男性との会話をはやく切り上げようとすることがあります。
「疲れた」以上に説明がなく、退屈そうな態度を見せている場合はやはり脈なしと思ったほうが良さそうです。
脈ありならどういう対応をする?
相手が男性の場合
男性が女性に疲れたアピールをする場合は、女性に癒されたい・認められたいという気持ちが大きいです。
心配・労わる・褒める言葉をかけてあげましょう。
例)
- 心配→「大丈夫?」「何かあったの?」
- 労わる→「いつも頑張っているね」「大変だね、無理しないで」
- 褒める→「すごいね」「〇〇なところ、すごく良いと思う」
話を聞くときのポイントは、相手が自分から話さない限り深堀りせず、優しい言葉でそっと支えてあげるようなイメージで話を聞いてあげることです。
特に仕事に関しては、プライドを傷つけるようなことや相手から求められないアドバイスをすることは避けましょう。
相手が女性の場合
女性は相手が親身になって話を聞いてくれたり、共感してくれたりする相手を好む傾向があります。
そのため女性が疲れたアピールしてきたときは、
- 口を挟まず聞いてあげる
- 共感してあげる
- 認めてあげる
を意識してください。
男性の場合のように決まり文句のような言葉はありませんが、共感や認めてあげる言葉の例として
- 「それはつらいよね」「それはひどいね」(共感)
- 「それで良いと思うよ」「間違っていないと思うよ」(認めてあげる)
などは、自分の話をきちんと聞いてくれる人として好感を持たれやすいです。
注意点は、よっぽどのことがない限り否定しないことです。何か相手の思いと違うことを伝えたい場合は、「〇〇かも知れないよ」とやんわり伝えることを心掛けましょう。
「疲れた」が口癖になるとうざい?
好きな相手が困っているときは誰しも力になりたいと思うものです。
しかし会うたび・LINEをするたびに疲れたアピールをされると、「またか…」と相手はうんざりしてしまうでしょう。
また頻繁に疲れたアピールをされた場合、相手自身に問題があると思われる可能性が高いです。
男女別の心理で紹介した、承認欲求が高い男性やメンヘラ傾向のある女性が良い例です。
「疲れた」と言っても現状も未来も変わりません。疲れるのは仕方がないですが、何も対処せずに言い続ける人は「成長がない」と見切りをつけられてしまうかもしれません。
「疲れた」が口癖になってしまっている人は、自分の環境や自分自身について何か変えられることはないか見直してみましょう。
疲れたと言う男女の心理まとめ
今回は疲れたアピールをする人について、心理と対処法を紹介しました。
相手がどのパターンに当てはまっていたとしても、基本的には対処法で紹介した方法を試してみると相手の心理が見えてきます。
本当に心配したほうが良いかどうかは相手の話のトーンやアピールの頻度で判断しましょう。
「疲れた」が口癖になってしまっている人との関係は、慎重に考えた方が良さそうです。